「文京区医療機器産業地図」贈呈式のご案内-本郷周辺の医療機器産業の変遷が一目に-

公益財団法人医療機器センター(東京都文京区、会長:渡辺敏、理事長:菊地眞)では、このほど「昭和32年文京区医療機器産業地図」及び 「2011年文京区医療機器産業地図」の2点の寄贈を受けることとなり、下記の通り贈呈式を執り行うこととなりましたので、ご案内申し上げます。

日 時:2013年11月18日 午後2時
場 所:医療機器センター 6階会議室
〒113-0033 東京都文京区本郷3-42-6 NKDビル
電話:03-3813-8571
寄贈品:「昭和32年文京区医療機器産業地図」
「2011年文京区医療機器産業地図」

今回寄贈を受ける2点の地図は、松本謙一氏(サクラグローバルホールディング株式会社代表取締役会長・一般社団法人日本医療機器工業会理事長)のご発案により、高村清氏(有限会社東京医科電機製作所代表取締役)が作成されたものです。

文京区本郷周辺は、歴史的な医療機器産業の集積地として知られており、日本の医療の発展に大きな貢献してきました。しかし、その過去の記録はほとんど散逸しており、当時を知る人たちも少なくなっています。いま、記録を残さなければ永遠に失われてしまう事実も数多くあります。
そのような現状に危機感を抱かれた松本氏が医療機器業界の最盛期の地図の制作を発案され、高村氏にその作成を依頼されたものとうかがっています。
高村氏は、2012年より具体的な構想に着手され、医療機器業界の先人たちの足跡を自ら渉猟して歴史資料を収集し、昭和32年(1957年)当時の本郷、春木町、湯島界隈で事業をしていた医療機器各社の所在場所を1社ごとに確認し、地図上に書き入れられました。完成した地図からは、当時の医療機器業界の姿が視覚的に浮かび上がってきます。また併せて2011年現在の地図も作成されたことにより、それらの対比によって、本郷周辺の医療機器業界54年間の変遷を一目で捉えることができる貴重な資料となっています。

医療機器産業の健全な発展を図ることを目的として設立された当センターにとって、これら貴重な資料をご寄贈いただくことは、誠に光栄であるとともに、温かい叱咤激励を受けたものと理解しております。また、日本の医療機器産業の歴史を将来につなぐべき責任の重さを改めて感ずるものであります。
地図の作成を発案された松本氏、作成された高村氏の労に深く感謝申し上げるため、ささやかではありますが贈呈式を上記の通り開催いたします。報道関係各位にはぜひご出席、ご取材をたまわりますようお願い申し上げます。
■発案者である松本謙一氏のコメント「歴史から学ぶこと」
過去があって現在があり、現在があって未来がある。先人の成し遂げた偉業と、これからの未来を担うであろう偉大な人々の業績は、それぞれが「点でなく線でつながっている」のである。これに気づかぬと、現在の己を誇大視し、先が見えなくなってしまう。昨今はやりのSustainable health(持続可能な医療)もまた、このことを指していると思う。伝統文化、芸術、科学はもちろん、ビジネスの分野もこれにつきると思う。
その意味からしても、医薬品業界の中枢が江戸時代から現在に至るまで日本橋本町界隈に居を構えていたのに対し、医療機器業界の多くが昔から、特に戦後、本郷台に群雄割拠してきただけに、昭和30年代初頭の業界地図と、それから半世紀近く経った現在のそれを比べてみることは、事業所数の大幅減少という数字上の減少のみでなく、何故このような結果になってしまったのか、また、しからば本郷台の医療機器業界は、どのようにすれば今後ますます進むグローバル化社会の中で進歩していくであろう革新的な医学・医療技術とともに歩んでいけるのか、生き残っていけるのかを考える上でも貴重な意味があると思う。

 

本件に関するお問い合せは、医療機器センター総務部まで。
電話:03-3813-8571

団体名 公益財団法人 医療機器センター
部署名/担当者名 総務部
住所
TEL 03-3813-8571